巨人は3タテ免れても阪神に今季7勝11敗…原監督は虎にカモられ“立場逆転”の大屈辱

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 伝統の一戦なんていわれるが、実際は巨人が長きに渡って一方的に阪神をねじ伏せてきた。特に計15年間の原政権では、阪神に負け越したシーズンはたったの3度。虎はいわゆる“カモ”だった。徹底的に阪神を叩くことで9度のリーグ制覇につなげてきたが、それが、昨季は9勝13敗、今季も伊藤将に3連敗を食らうなど、やられっぱなしである。

「原監督はかつて、阪神との首位攻防戦について報道陣に聞かれた際、『阪神には誰が投げてもねえ……。それより次のカードが大事よ』とエース菅野らの表ローテを阪神戦から飛ばし、ローテを組み直したことがあった。開幕カードで対戦した年は『今年の相手は阪神だから(開幕投手の菅野)智之を2カード目に回そうかな』と冗談めかしてうそぶいたこともある。12年は15勝5敗、15年は16勝9敗。阪神相手にエース級を使うのはもったいないというほど、巨人が阪神に勝ち続けた時期が続きましたから」(放送関係者)

 この日は一矢を報いたものの、いつの間にか阪神の矢野監督に見下ろされるようになってしまった。16年目の原監督は今、これ以上ない屈辱を味わっているに違いない。

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