五輪切符懸かる夏レースは北海道マラソンのみ…なぜ陸連は“過去の惨敗”に学ばない?
1987年創設の北海度マラソンはその翌年、猛暑が予想される91年世界陸上東京大会のテストケースにした。陸連は夏の五輪で暑さ負けしていることから、89年の今大会を夏季強化レースに位置づけた歴史もある。
しかし、五輪メダルは女子は04年大会の野口みずきの金、男子は92年大会の森下広一の銀が最後だ。それでもMGC出場の懸かる夏のレースは今年の北海道マラソンだけ。陸連は過去の惨敗を教訓にしていない。