激烈パのV争いに思わぬ“乱入者”襲来で…ロッテ痛い「トリ」こぼし自力CS消滅
熾烈を極めるパのV争い。昨20日も2位オリックスと、優勝は難しくともCS出場を目指す5位ロッテがZOZOマリンで激戦を繰り広げた。そんな中、球場に襲来した乱入者がいた……鳥である。
六回、オリックスの攻撃中に突如現れた鳥の群れが外野を旋回(写真)。飛び去る気配もなく、両軍ナインはベンチに下がった。ここで球場側も照明を消す、鳥の鳴き声をスピーカーで流すなどの対抗策を講じたものの、一向に効果なし。あろうことか、漆黒のグラウンドに数羽が降り立ち、文字通りくつろいで「羽を休める」始末だ。
襲来から約20分。傍若無人な鳥たちに業を煮やしたロッテ角中がバット1本持ってベンチから飛び出し、彼らを“逆”襲撃。鳥も「これはたまらん」とばかりに飛び立ち、球場から去って行った。
試合再開後、2点ビハインドを追いついたロッテだが、そこは鳥類のカモメを球団ロゴに頂く球団だ。自ら鳥を追い散らした“呪い”か、吉田正や伏見のソロなどで反撃を食らい、無念の敗戦。痛い「トリ」こぼしで自力CS消滅となった。