竹原慎二さんは8年前に“余命1年”の宣告「ジムから日本チャンプを、そのために生きる!」

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竹原慎二さん(元プロボクサー/50歳)

 日本人初のミドル級世界王者で、「ガチンコ!」(TBS系)のファイトクラブが人気だった元プロボクサーの竹原慎二さんは2014年、ステージ4のがんで「余命1年」と宣告された。しかし、その後は奇跡的な回復を遂げ、夫人から勧められた数々の「やりたいこと」を実行している。なかでも死ぬまでに一番やりたいことは……。

 ◇  ◇  ◇

 膀胱がんを告知されたのは8年前。それから半年間はショックでつらかったですね。

 実はその2年前から調子はおかしかったんです。かかりつけの大学病院の主治医に何度診てもらっても、「膀胱炎だ」「前立腺肥大」とか「なんともないから生活習慣をあらためろ」と言われ、僕もまさかがんとは思わないからその先生の言うことを信じていた。

 2年後、血尿が大量に出たのでその先生に言うと、別の病院を紹介され、診てもらったら「がん」とわかったんです。

 話は数年後に飛びますが、僕は2年近く診てもらった先生に「いい加減な診断してるから、ここまでひどくなったんじゃないか。説明してくれ」と訴えました。でも、逃げてばかりいるから病院と裁判を起こした。負けましたけどね。その時に「医者には裁判で勝てないのかな」と思いました。

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