阪神・藤浪が今オフにポスティングでメジャー挑戦へ！ 同期の大谷、誠也の活躍に刺激

藤浪晋太郎投手の潜在能力の高さはお墨付き（Ｃ）日刊ゲンダイ

　阪神の藤浪晋太郎（28）が今オフのメジャー挑戦を目指すことが27日、分かった。ポスティングシステムを使用しての大リーグ移籍を改めて希望。すでに球団には意思を伝えており、シーズン終了後、交渉に入る。

「メジャーは世界最高峰。興味がある」とかねて藤浪は大リーグに強い関心を持っていた。昨年の契約更改の席でも、翌年オフのメジャー移籍を球団に伝えてもいた。

　2017年には日本代表としてWBCに参加。翌年にはダルビッシュらとテキサス州で自主トレをしている。同期の大谷翔平や鈴木誠也のアメリカでの活躍にも刺激を受けているようだ。160キロ台の速球と150キロ前後のスプリットが武器。その潜在能力の高さにはドジャース、メッツら複数球団が注目している。

　藤浪は大阪桐蔭からドラフト1位で入団して10年目。15年には14勝し最多奪三振（221）のタイトル。近年は制球難に苦しんでいたが、今季後半になって安定した投球を続けている。