ヤクルト村上宗隆がメジャーで今ほど数字を残せないと思う根拠

公開日: 更新日:

 メジャーでは松井秀喜大谷翔平に続くパワーヒッターになるかもしれない──。

 先日、王貞治に並ぶ日本人最多の55号本塁打を放ったヤクルト村上宗隆(22)を初めて生で見てそんなふうに思った。

 千賀滉大(29=ソフトバンク)の視察が主な目的で、8月に日本に行く予定だったが、コロナで登板をキャンセルしたために来日を延期。今月に入ってから千賀を中心に日本のプロ野球を見て回っている。アシスタントGMや国際部長ら、わざわざ来日した米国人はわたしも含めて山ほどいる。ヤンキースやドジャースといったカネも実力もある球団も人を派遣している。在日スカウトや、日本の情報提供者も合わせて計20球団近くが日本の球場に足を運んで選手をチェック、そのほとんどが千賀だけでなく村上も見ている。

 村上が海外FAを取得するのは、順調にいって5年後の2027年。それ以前にポスティングでメジャー入りするとしても、まだ先の話だ。とはいえ、全米を席巻している二刀流の大谷翔平を除けば、松井秀喜以来のスラッガーともっぱらだから、どの球団もいまからチェックするのは当然かもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走