日本ハム近藤健介FA宣言なら争奪戦確実! あるのか巨人得意の“後出しじゃんけん”
日本ハムの安打製造機が今オフにFA権を行使するか悩んでいるという。2021年に国内FA権を取得し、今季で3年契約が満了する近藤健介(29)である。
今季は右脇腹肉離れによる離脱もあり、5年ぶりに規定打席に到達しなかった。それでも、打率.302、8本塁打、41打点。チームリーダーとして若手を引っ張った。19、20年に2年連続最高出塁率のタイトルを獲得し、20、21年にはリーグ最多の二塁打を放った。侍ジャパンの常連でもあり、昨夏の東京五輪では金メダル獲得に貢献。通算打率.307の巧打者である。
現在は日本ハムの選手会長を務めており、11年間在籍した球団に愛着や恩義を感じている。もし流出となれば、2年目の日本ハム・新庄監督の来季構想への影響は甚大だ。球団側も全力で慰留に努めているが、「悩んでいます」と新天地での挑戦も視野に入れているのだ。
今オフは西武・森、楽天・浅村、阪神・西勇らの大物がFA権を取得しており、動向に注目が集まる。そんな中、近藤が権利を行使するようなら、複数球団の争奪戦になるのは確実。球界関係者がこう言った。