堂安律が“本田圭佑超え”に王手! 劇的同点弾で奇跡再現、ドン底から日本の救世主に

公開日: 更新日:

「これまでは右サイドからカットインして左足でシュートを打つというワンパターン。それが、縦に入って右足でクロスを放り込むことができるようになり、プレーの幅が広がった。オランダ、ドイツで伸び悩んだ時期があったことでプレースタイルを見直したことが実を結んだ。ビハインドの展開で投入されて『必ず決めてやる』という強い精神力を感じました」

 堂安が育ったガンバ大阪アカデミーは、2010年南アフリカ、14年ブラジル、18年ロシアW杯の3大会で4ゴールをマークした元日本代表の本田圭佑を送り出している。堂安が「本当にリスペクトしている方なので超えたいと思う」と言う本田の1大会での得点は、南ア大会の2ゴールが最多だ。

 ドイツ1部ビーレフェルト(現2部)でヘッドコーチを務めた鈴木良平氏は「フライブルクはドイツの中堅クラブ。今大会のシンデレラボーイになりましたから、大会後にはビッグクラブが注目すると思います」と太鼓判を押す。

 思えば、3月のアジア最終予選の大一番だったオーストラリア戦でメンバー外となり、「この一員になりたいと改めてハングリーな気持ちになれた」と吐露したこともある。ドン底から日本の救世主となった男は、決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦でも決定的な仕事をする。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も