W杯連覇狙うフランスが誇るのは攻撃だけじゃない! 大会No.1驚愕の守備力データ
前回ロシア大会王者のフランスが決勝トーナメント初戦でポーランドを3-1で下し、8強入りを果たした。
前半44分にエースのFWエムバペ(23=パリSG)が、相手DFの裏をかくスルーパスでジルー(36=ACミラン)の先制点をアシスト。チームを勢いに乗せると、後半29分に中押しの1点、ロスタイム1分にダメ押しの1点を叩き込んだ。
今大会5得点で得点ランキングトップに立ち、前回ロシア大会と合わせて通算9得点。24歳以下のW杯最多ゴール記録を更新した。今年のサッカー選手長者番付1位(米誌フォーブス)の逸材が遺憾なく才能を発揮すれば、エムバペにアシストされたジルーは代表通算52得点で仏史上単独最多得点に躍り出るオマケ付きだ。
グループリーグと合わせて計4試合で10得点の攻撃面が注目されているフランスだが、実は守備でも出場32カ国で断トツのデータがある。グループリーグ3試合で各国の平均ファウル数は35.8回。1試合あたり約12回のファウルをしているわけだが、フランスは3試合でわずか15回(イエローカード1枚)。2番目に少なかったコスタリカ24回(同6枚)にも大きく差を付けているのだ。