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太刀川正樹ジャーナリスト

1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。講談社の日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員などを経験。著書・訳書に「政権交代」「平壌十五号官邸の抜け穴」「オリンピック30年」など。

【the Yankees are gonna be on him】ヤンキースがオオタニを狙っている

公開日: 更新日:

 大谷は来季中にFA権を手にする。エンゼルスに残留するのか、あるいは他球団に移籍するのか。米国内でもすでに大きな注目を浴びている。

 ナ・リーグの名門ドジャースが大谷獲得に照準を合わせているとの報道があるが、もちろん狙っているのはドジャースだけではない。米スポーツチャンネル「ESPN」のジェフ・パッサン記者は先週7日、スポーツ分析家のパット・マクフィー氏の番組で「オオタニがドジャースに行くとは言えない。すべてのチームが狙っている」と、こう語っていた。

 the Yankees are gonna be on him(ヤンキースも彼を狙っている)

「~になる」という意味の“Gonna be”は「going to be」の省略形で、「be on him」は「彼に関して取り組んでいる」「狙っている」を意味する。「I am on it」と言えば、「I am(working)on it」の省略形で、ビジネス英語では「(その件については)私が取り掛かっています(チェックしています)」を意味する言葉だ。忘年会を兼ねてバー(居酒屋)で飲んでいる時、さりげなく「next drink is on me(次の一杯はオレのおごりだ)」と言えば、仲間からの評価が上がることは間違いなしだ。

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