元関脇・豊ノ島の井筒親方 相撲協会を電撃退職→タレント転身のウラに「不徳とカネ」
豊ノ島は現役時代からトークが達者で、本人が「引退後は協会に残らず、タレントになる」と言っていた時期もあった。
「実は当時、豊ノ島には『引退するならオレの持ってる株を貸すぞ』という申し出が何件かあったのです。しかし、タレント業に色気があった豊ノ島はそのすべてを一度は断った。悩んだ末に結局、協会に残るために井筒株を借りた経緯がある。その借用期限も迫り、方々に『やっぱり貸してくれ』と頭を下げたものの、過去のいきさつもあり、なしのつぶてだったそうです」(前出の事情通)
もっとも、タレント転身には豊ノ島なりの「皮算用」もあるのだろう。平年寄だった豊ノ島の給料は月給78万円4000円。これに年額賞与や場所手当などを合計すれば、約1200万円の年収になる。決して少なくない額とはいえ、タレントなら自身の活躍次第で上限はない。
元横綱若乃花や元大関小錦、元小結舞の海などはタレントとして成功。トーク力に自信を持つ豊ノ島がソロバンを弾いたとしても、なんら不思議じゃない。
インスタグラムでは早速、自身の連絡先などを記した手書きのメモを公表し、タレントとして仕事募集の営業を行った元豊ノ島。親方時代より、儲けられるか。