元関脇・豊ノ島の井筒親方 相撲協会を電撃退職→タレント転身のウラに「不徳とカネ」
名物親方が相撲協会を去った。
4日、引退後に「井筒」を継承していた元関脇豊ノ島(39)が突然、協会を退職。続けて自身のインスタグラムでタレントへの転身を発表した。
2002年に時津風部屋に入門。168センチという小兵のハンデをものともせず、04年に新入幕。最高位は関脇で、20年に引退するまで18年間相撲を取り続けた。
時津風部屋では部屋付きとして後進を指導。地元高知で自身の名を冠した相撲大会を開き、バラエティ番組でも軽妙なトークを駆使して活躍。相撲普及にもひと役買っていたが……。
角界事情通は「実は数か月前から、退職がウワサになっていた」と、こう続ける。
「井筒の名跡はあくまで借り株。株を所有しているのは先代井筒親方(元関脇逆鉾)の遺族で、豊ノ島は期間限定で借りていただけだった。すでに豊ノ島の次の借主も決まっていたようで、昨年いっぱいが限度だったそうです。じゃあ、別の誰かから借りればいいと思うが、現在は空き株も少なく、さらに本人の“不徳”もあったと聞いている」