駒大・大八木監督の勇退で露呈…学生の部活動を支える“家族寮母”の限界

公開日: 更新日:

横浜野球部も家族がバックアップ

 横浜高野球部の寮母時代、元美さんは毎日20人分の朝昼夕3食の献立を考え、つくり、そのほかに補食として1人2個以上のおにぎりを具を変えて持たせた。

 昨年、日本ハムからソフトバンクFA移籍した近藤健介も横浜高時代に元美さんの世話になった選手のひとり。元美さんはかつて日刊ゲンダイのインタビューでこう言っていた。

「(近藤が)3年生のときには、当時の小倉部長から『体重を減らせ』という指令が出されていました。それで、カロリーに気をつけた献立を立て、例えば煮込みハンバーグをおろしハンバーグにするとか。脂ものを減らしてしゃぶしゃぶにしたり、お豆腐を多く使ったり。選手本人たちが体重を増やしたい、減らしたいと言ってくるので、そのリクエストに応える感じでした」

 家族の負担を考えれば、大八木監督の勇退決断は当然かもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係