日本ハム・ドラ2金村尚真が明かす同期との寮生活 ドラ1矢沢らと“湯船トーク”で積極交流
日本ハムの新人の中で、日に日に存在感が増している男がいる。
富士大からドラフト2位で入団した最速150キロ右腕の金村尚真(22)だ。昨秋のドラフトは1位で二刀流の矢沢宏太(22=日体大)、元メジャーリーガーで3位内野手の加藤豪将(28)らがいるが、寮では率先して同期メンバーと交流している。
新人合同自主トレ第2クール初日の13日、金村は「めちゃくちゃ体が疲れているので、ずっと寝ています」と言い、食後はなるべくスマホをいじらず、すぐに就寝していることを明かすと、チームメートとの交流については笑顔でこう言った。
「矢沢と(ドラフト5位内野手の)奈良間(大己、立正大=22)とは毎日一緒に風呂に入っているので、仲は良くなっているのかなと思います。毎回僕が『風呂行こうぜ』って誘って。それがルーティンになっています。寮生活だった(岡山学芸館)高校時代から風呂で会話するのが好き。コミュニケーションを取りながら湯船につかりたい。むしろ、1人で入るのは嫌ですね」
それでも同期はライバルだ。先日は矢沢に対し、「(投手)一本でやっている自分は負けられない」と対抗意識を燃やし、この日は奈良間について「風呂に誘いに行ったら、奈良間はストレッチをやっていた。空いた時間を有効に使ってるんだとすごく感心しました。見習わないといけない」と気を引き締めた。
投手と野手の垣根を越えて同期メンバーと積極的にコミュニケーションを取ることで大いに刺激を受けているようだ。