渋野日向子は今季初戦38位発進 青木コーチとの師弟復活の効果と新兵器を専門家が分析
【ホンダLPGAタイランド】
(タイ・サイアムCCパタヤオールドC=6576ヤード・パー72)
ニューシブコの開幕だ。
渋野日向子(24)の今季初ラウンドは4バーディー2ボギーの70。7アンダー首位タイの畑岡奈紗(24)らに5打差の2アンダー38位と、まずまずのスタートを切った。
米女子ツアー本格参戦1年目の昨季は、シェブロン選手権4位、全英女子オープン3位とビッグゲームでは好成績を残すも未勝利に終わった。2020年のシーズン後からスイング改造に取り組んだ結果、コンパクトなトップからインサイドアウトのアッパースイングになり、左へのミスや、ラフからのショットに苦しんだからだ。
そこでこのオフ、プロ入り前から20年まで師事していた青木翔コーチに再び指導を仰ぎ、昨年よりやや高いトップになった。
変わったのはスイングだけではない。ドライバーはピンのニューモデルでロフトは9度から10.5度になり、7W(20.5度)は5W(18度)に入れ替えた。この5Wは「7Wのシャフトの長さにした」と大会中継局(WOWOW)のインタビューで答えていた。6U(30度)のハイブリッドも4U(22度)にした。