侍J守護神・大勢は堂々のメジャー宣言…“品評会”で評価上昇の巨人勢、原監督は内心複雑か
侍ジャパンの抑えを務めた大勢(23=巨人)が堂々のメジャー宣言だ。
前日の準決勝メキシコ戦で九回を無失点で抑え、その裏の逆転サヨナラ勝ちを呼んだ日本の守護神が、この日の決勝は2点リードの七回に5番手として登板。いきなり無死一、二塁のピンチを招いたものの、2番トラウトを右飛、3番ゴールドシュミットを遊ゴロ併殺に抑え、無失点で切り抜けた。結局、4試合に登板して無失点だった。
米国はスタメン9人全員がメジャーリーガーだったが、力勝負で抑えられたことで「(メジャーへの)気持ちが芽生えましたね。メジャーリーガー相手に投げてみて、正直、格好良かった。メジャーに呼ばれるような投手になりたいと思った」と目を輝かせた。特に今大会でメジャー関係者の評価を上げたのは巨人勢だったという。
この日、2番手として登板した戸郷翔征(22=巨人)も好投。三回にトラウトからフォークで空振り三振を奪うと、2死一、二塁のピンチで、1打席目に先制本塁打を放っていたターナーを伝家の宝刀のフォークで空振り三振に仕留めた。