センバツ試合当日早朝に雨天中止…健大高崎と山梨学院 関東勢応援団のてんやわんや

公開日: 更新日:

 天気には逆らえない。

 春のセンバツ高校野球第6日の23日は、天候不良により全3試合が翌日に順延された。中止決定は台風でもない限り、たいてい当日早朝に下される。関東から応援団を派遣しながら“ドタキャン”を食らった第1試合の健大高崎(群馬)や、第2試合の山梨学院(山梨)はどう対応したのか。

【写真】この記事の関連写真を見る(40枚)

 健大高崎の引率担当の宮本教諭が言う。

「ウチは試合前日の正午に出発して、この日は琵琶湖のほとりのホテルに宿泊しました。当日朝5時半頃に高野連が指定する琵琶湖付近のパーキングエリアに着き、そこで中止の連絡を受けて引き返すことになった。生徒たちには雨がっぱを着せてでも応援させてやりたいけど、選手には良い環境でプレーしてもらいたい。複雑な心境です。初戦は全校応援ができなくなりましたが、吹奏楽部や応援部など150人ほどは残って現地のホテルで1泊することになりました。生徒には春休み前に決勝まで1試合ごとに、参加希望のアンケートを取っています。初戦はムリでしたが、勝てば一般生徒たちも現地応援できるチャンスがある」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…