センバツ試合当日早朝に雨天中止…健大高崎と山梨学院 関東勢応援団のてんやわんや
天気には逆らえない。
春のセンバツ高校野球第6日の23日は、天候不良により全3試合が翌日に順延された。中止決定は台風でもない限り、たいてい当日早朝に下される。関東から応援団を派遣しながら“ドタキャン”を食らった第1試合の健大高崎(群馬)や、第2試合の山梨学院(山梨)はどう対応したのか。
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健大高崎の引率担当の宮本教諭が言う。
「ウチは試合前日の正午に出発して、この日は琵琶湖のほとりのホテルに宿泊しました。当日朝5時半頃に高野連が指定する琵琶湖付近のパーキングエリアに着き、そこで中止の連絡を受けて引き返すことになった。生徒たちには雨がっぱを着せてでも応援させてやりたいけど、選手には良い環境でプレーしてもらいたい。複雑な心境です。初戦は全校応援ができなくなりましたが、吹奏楽部や応援部など150人ほどは残って現地のホテルで1泊することになりました。生徒には春休み前に決勝まで1試合ごとに、参加希望のアンケートを取っています。初戦はムリでしたが、勝てば一般生徒たちも現地応援できるチャンスがある」