アスレチックス藤浪は早くも崖っぷち…エース右腕復帰が復帰間近でローテ剥奪の可能性
アスレチックス・藤浪晋太郎(28)が日本時間9日のレイズ戦に登板する。
同2日のエンゼルスとのデビュー戦は3回途中8失点でKOされた。メジャー初白星を狙う藤浪にとって今回のレイズは前回のエ軍同様、タフな相手になりそうだ。
レ軍は無傷の6連勝(7日時点)で開幕ダッシュに成功。
WBCメキシコ代表で、打率.364、1本塁打、6打点と好調な主砲アロザレーナ外野手を中心とした強力打線を武器に、ヤンキース、レッドソックスなどの強豪を抑えて、ア・リーグ東地区で早くも独走態勢に入りつつあるからだ。
強力打線が相手とはいえ、不安定な投球から2戦連続で打ち込まれるようなら、ローテを剥奪されて中継ぎへの降格も現実味を帯びてくる。
ア軍では移籍1年目の藤浪のコンディショニングに配慮して中6日と登板間隔をあけたため、現在は先発を6人で回している。
現状はローテに余裕があるものの、ここにきてオープン戦で右手中指の爪を傷めて開幕から負傷者リスト入り(IL)しているエース右腕ブラックバーンがマイナーでのリハビリ登板を開始。