オリ山本由伸はWBC凱旋登板でも圧巻! “全方位”強力バックアップでメジャー行き準備着々
圧巻のWBC世界一の凱旋登板となった。
6日、オリックスの山本由伸(24)がソフトバンク戦で今季初先発。最速158キロの直球とカーブ、フォークなど多彩な変化球で鷹打線を寄せ付けず、6回2安打無失点の好投で今季初勝利を挙げた。
WBCでは1次ラウンドの豪州戦と準決勝のメキシコ戦に登板。2年連続「投手4冠」の実力を遺憾なく発揮した。メジャースカウトが改めて高い評価を下し、米国での決勝ラウンド中にはメジャーリーガーから直接、声をかけられるシーンもあった。初の米国の舞台で名前を売った。
その山本は今オフ、ポスティングによるメジャー挑戦が確実視されている。今年8月に25歳を迎えて「25歳ルール」をクリアし、メジャー契約を結べるからだ。
WBCを通じてダルビッシュ(パドレス)から多くの薫陶を受け、メジャーへの思いがさらに膨らんだという。投球練習時には一緒にトラックマンのデータをチェック。今季から新たに取り組む「すり足投法」のレクチャーを受けた。外食時のタクシーでは野球論を戦わせた。世界一達成後のシャンパンファイトで「ダルさん、ダイスキ」と叫んだほどだ。