新庄日本ハムが緊急補強! BC茨城のアレン・ハンソンが“格下助っ人”と侮れない根拠
日本ハムが8日、独立リーグ茨城の内野手、アレン・ハンソン(30)の獲得を発表した。
メジャー通算261試合で打率.232、12本塁打。ブルージェイズに所属した2019年を最後にメジャーでのプレー実績はなく、今季から加入した茨城では8試合で打率.233、6打点、1本塁打。新庄監督は先月、小林球団社長に「6番バッターと先発ピッチャーが欲しい」と緊急補強をおねだりしていたのだが……。
「長打も期待される6番候補としては物足りないかもしれませんが、内外野を守れる足のあるスイッチヒッターで、外国人選手の割にはバントなどの小技もこなす。今季の日本ハムはチーム本塁打17本でパの4位タイながら、総得点はリーグ2位の102点。新庄野球にはフィットするかもしれません」
とは、他球団の編成担当。日本ハムは現在、二塁を守る石井、ドラ3新人の加藤豪が故障で離脱しており、リーグトップの10盗塁をマークしていた俊足外野手の五十幡も7日に左足肉離れで登録を抹消された。日本ハムの稲葉GMは「(ハンソンは)メジャーでは多くのポジションを守り、長打も多い。アスリートタイプでスイッチヒッターでもある。今のチームにとって必要な戦力」と、新外国人に期待する。