阪神に入るべくして入ったのかもしれない。
16日の中日戦(豊橋)に3勝目を懸けて先発する村上頌樹(24)のことだ。
智弁学園高から東洋大を経て、2020年ドラフト5位で入団。3年目の今季はここまで2勝1敗、防御率0.28と驚異的な成績をマークしている。32イニングを投げて与四死球はわずか2。切れ味鋭い直球、変化球をコーナーに投げ分ける制球力を武器に、3、4月度の月間MVPも獲得した。
そんな虎の新星は、20年ドラフト時に矢野燿大前監督の猛プッシュがあって指名に至ったことはすでに日刊ゲンダイも報じているが、実は中学時代から阪神との縁が深かった。