青学・常広が投壊巨人のドラ1候補に急浮上! 原監督のノーコン嫌いで消えた“本命”の名前

公開日: 更新日:

 さる球界関係者がこう言った。

「11日に菅野が復帰勝利を飾ったとはいえ、昨年は1位と2位で外野手を獲得したこともあって、今秋の1位指名は『即戦力投手』でほぼ決まり。今年は大学生投手が豊作。当初は東洋大の最速155キロ左腕・細野晴希が本命視されたが、春のリーグ戦で、いい時と悪い時の差が激しく、全力で投げるとボールが散らばってストライクが入らなくなる制球力が問題視された。左投手というプラス要素はあるにせよ、原監督はかつての澤村、今では髙橋ら、コントロールの悪い投手を好まない。そこで制球のいい常広が浮上したのです。就任して1年半ちょっとと、まだキャリアの浅い水野スカウト部長を支えているスカウト部の次長は青学大野球部出身。部内での発言権が強いそうですから」

■1位指名は紛糾か

 もう一人、高評価なのが中大の最速155キロ右腕、西舘勇陽(4年=花巻東)だという。

「しなやかな常広よりパワー系で、フォークやスライダーなどの球種も多彩。短いイニングなら即戦力の評価です。中大OBには次期監督有力候補といわれる阿部ヘッドコーチがいるだけに、1位指名は紛糾することも予想されます」(前出の関係者)

 常広、西舘の2人は、17日から3日間の日程で行われる侍ジャパン大学日本代表の選考合宿に参加する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動