巨人4年目左腕・井上温大が原監督の「ドラフト戦略」を左右する…リーグ再開初戦いきなり初登板の意味深

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 巨人の4年目左腕・井上温大(22)がリーグ戦再開初戦となる23日の広島戦で今季一軍初登板する。

 すでに一軍の投手練習に合流。「(4位の)広島と0.5ゲーム差で1戦目。自分のピッチングをできればいい結果になる」と意気込んでいる。

 原辰徳監督(64)が一軍に抜擢した春のキャンプで「第一人者」「推薦頭」と珍妙な表現で評価した若手有望株。そのキャンプでは期待通り、順調にアピールを続けていたものの、2月下旬に左肘の痛みを訴え二軍落ち。その後はリハビリ生活が続いていた。

 さるチーム関係者がこう言う。

「当初、原監督には開幕ローテの顔ぶれを新しく生まれ変わらせたい意向があった。結局、新助っ人をズラリと並べて開幕したが、戸郷(23)を筆頭に、山崎伊(24)、赤星(23)といった若手の右投手は台頭しつつあるのに、左の若手でローテ入りしているのは横川(22)くらい。リリーフ陣でも右は大勢(23)、菊地(24)らが出てきていて、今後の井上の働きは、秋のドラフト戦略にも影響してきます」

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