4位巨人「支配下選手」残り3枠の悩ましさ…投手に使うと囁かれる一方で筒香嘉智にも熱視線
7月中の移籍期限まであと1カ月。巨人はナショナルズ傘下3Aロチェスターから自由契約となった左腕、アルベルト・バルドナド(30)の獲得調査を行っている。正式に決定すれば、支配下選手は67人目。残りは3枠となる。
現在4位の巨人のチーム防御率は3.76で12球団ワースト。一時期の4点台からは上向いているものの球界関係がこう言った。
「だから巨人は中継ぎ左腕を補強するわけで、とにかく投手陣を整備したい。球団フロントも『あいている残りの枠は全員投手の可能性が高い』と漏らしていた。球団として育成選手をわんさか抱えているので、補強ばかりでなく、自前の選手の枠もあけておかないと、モチベーションの維持が心配。ただし、ずっと追いかけている大物野手もいるから悩ましい」
日本時間23日に自由契約となった前レンジャーズの筒香嘉智(31)のことだ。
2020年にレイズでメジャーのキャリアをスタートさせると、2年目の21年はレイズ、ドジャース、パイレーツの3球団でプレー。昨季はパイレーツで50試合に出場した。レンジャーズとマイナー契約を結んだ今季は、招待選手としてキャンプに参加したものの、メジャー昇格はなかった。3Aでは51試合に出場して打率.249、6本塁打、33打点。6月に入ってからは打率3割と好調だった。