日大山形の荒木準也監督が明かす 2年のブランクと“請け負い監督”の苦労
──社会人時代と比べて年収も減りました?
「めっちゃダウンしますよ。プリンスの時の年収の方が全然高いんで(笑)」
──指導者になることは考えていた?
「実家に戻ってから高校野球の解説の依頼とかも来て、それで初めて高校野球を見たくらいです。だから指導者になるなんてこれっぽっちも考えていなかったんですけど、これで20年経ちましたね(笑)」
──では、なぜ監督に就任したのですか?
「山形出身者でそれなりのレベルにいった人も少ないですし、自分が指導者になるしかないのかなって思ったからですね」
──ちなみに甲子園出場など、好成績をあげたら本部の大学から賞与をもらうことはありますか?
「いや、全然ないですよ。あったらすごいですね。僕があんまり学校に求めないんですよ。スカウトにしても、私立高校だから本当なら全国からいろんな子をとってくる方がチームづくりがしやすいのかもしれないですけど、僕自身も山形出身の人間なので、できれば山形県人をベースにしてチームをつくれば県民の皆さんにも応援していただけると思うので」