阪神「M3」で14日にもV! 首位独走の“女房役”坂本誠志郎が先発投手の間で株爆上がり
投手が投げるたび、受ける女房役の評価も上がり続けている。
昨12日、阪神の西勇輝(32)が巨人相手に2安打無失点の完封劇。優勝マジックを「3」にした。岡田監督も「今日は西に尽きる」と話したが、その西とバッテリーを組んだ捕手・坂本誠志郎(29)の貢献度も高い。
岡田監督は昨オフから一貫して「正捕手は梅野(32)」と言い続けてきた。その梅野は8月13日のヤクルト戦で左手首を骨折。これまで梅野と組んできた西勇、青柳の2人は坂本とコンビを組むようになり、飛躍的に成績を伸ばしている。
西は梅野とのコンビでは13試合で5勝5敗、防御率4.83だったのに対し、坂本が先発マスクを被ると4試合で2勝0敗、同1.26と絶好調。青柳も梅野の9試合3勝4敗、同5.36に対し、坂本だと6試合4勝0敗、3.15。伊藤は梅野で9試合5勝2敗、同2.44、坂本で11試合5勝3敗、同2.21。数字に大差はないが、伊藤は投げるたびに「(坂本)誠志郎さんのおかげ」と言っている。
開幕から坂本が先発マスクを被ると10勝5敗、同1.77の村上、10勝2敗、同2.14の大竹は言うまでもない。
ちなみに二軍調整中の梅野はこの日、ギプスが外れたことを自身のSNSで報告したが、ウカウカしていられない。