W杯ベスト8逃し失意の帰国…ラグビー日本代表次期HCにはジョーンズ氏以外に「本命」が
エディー・ジョーンズ氏との一騎打ちか
その一方で、日本協会内には別の“意中の人物”がいるという。
「リーグワン東京ベイのフラン・ルディケHC(55)です」とは、ある放送関係者。
「フランは昨季、チームを初優勝に導いた名将。2016年に東京ベイのHCに就任し、着実にチームのプレースタイルを進化させている。ニュージーランド人で最強オールブラックスを知るジェイミーが個々の選手の能力を重視するタイプだとすれば、フランは育成型の指導者。日本の武器である『和』を重視したチーム文化を根付かせるためには、フランHCが最適、という声もあります」
ルディケHCは、協会が選考業務の一部を委託した人材コンサルティング会社の公募に応募したとの報道もある。
「サントリーでコーチ歴のあるエディーは、同社で監督経験がある日本協会の土田雅人会長と蜜月といわれる。豪州メディアは大会前にすでにエディーと協会が面談を終えたと報じた。フランに関しては東京ベイの親会社であるクボタが簡単に手放さない、との見方もある。いずれにしても、次期HCはどちらかが選ばれるのではないか」とは、前出の放送関係者。
土田会長は次期HCについて、「これから面接して決めます。(条件は)日本を知っていることです。高校生から、こういう(トップの)層まで一貫してやってくれる人、大学ラグビーも含めて全部見てもらいたい」と言及した。
次回の27年大会は豪州での開催。日本は19年大会に続く2度目の8強入りを目指すことになるが……。