ボクシング4団体統一戦発表の井上尚弥 “カネのなるモンスター”はドコモ新サービスの起爆剤

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 スーパーバンタム級のWBC、WBO統一王者の井上尚弥(30)が25日、横浜市内で会見を行い、WBA、IBF2団体統一王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)と12月26日に有明アリーナで4団体統一戦を行うと発表した。

 タパレス陣営は「タパレスはスティーブン・フルトン選手と違って勝ちにやってきます」と意気込み、井上も「見ていただくファンの方にはKO決着をお見せしたい」と応酬した。

 この日、記者が会場に入るや否や、目に飛び込んできたのは、でかでかとモニターに映し出されたNTTドコモの映像配信サービス「Lemino」のロゴ。7月のフルトン戦に続き、今回の統一戦も「Lemino」上で独占無料生配信される。

 近年はボクシングなどスポーツのビッグイベントが地上波テレビで中継されず、動画配信サービスで放映されるケースが目立つ。22年のサッカーW杯カタール大会は「ABEMA」が全64試合を無料中継して話題を呼んだ。既存のテレビ局が体力を失う一方で、ネットメディア、動画配信サービス会社の間で巨額放映権の争奪戦が繰り広げられているのだ。

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