次回WBCはテレビ中継なし? 独占放送のTBSとテレ朝が高視聴率でも喜べないウラ事情
メジャーで活躍する大谷翔平選手やロッテの佐々木朗希投手ら「侍ジャパン」のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での雄姿に日本中が沸いている。その熱狂ぶりはテレビ中継の視聴率にも反映されている。
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「今月9日に行われた対中国戦は8-1で快勝し、平均世帯視聴率は、41.9%。さらに10日(金)の韓国戦はWBC史上最高となる44.4%、11日(土)のチェコ戦は43.1%、12日(日)のオーストラリア戦は43.2%。テレビ離れが叫ばれるなかでこれは驚愕の数字です(視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)」(テレビ誌デスク)
それにしてもふに落ちないのが各テレビ局間で明らかになった温度差だ。
「中国戦、韓国戦はTBS系。チェコ戦、オーストラリア戦はテレビ朝日系が放映。日本の出場が決まった16日の準々決勝はテレ朝、そして21日の準決勝はTBS、22日の決勝戦はテレ朝が放送することが決まっている。つまり、今回は、TBSとテレ朝の独占放送です。NHKや日テレ、フジ、テレ東の4局は、スポーツニュースでは取り上げるものの、試合の放送は全くありません」(前出のテレビ誌デスク)