阿部巨人の“初勝利”に貢献も…原監督時代にチヤホヤされた「高卒有望株」4人は崖っぷち
この試合で目立った4選手は、いずれも22、23歳と年齢こそ若いものの、キャリア的には中堅の域に入っている。「高卒の元有望株」という共通点もある。
阿部新政権は今オフ、トレードで高橋礼、泉、近藤の3投手を獲得するなど「即戦力」をかき集めている。
「支配下の枠は70人と決まっているだけに、来オフは『くすぶっている5、6年目の中堅』も整理の対象になる。原前監督時代は『有望株』とチヤホヤされた若手たちも、阿部監督に代わった来季以降、身分の保証はどこにもありません」(同前)
堀田は同じ岩手出身の中大・西舘勇陽(21=花巻東)が巨人からドラフト1位指名を受けたことで「負けたくない」と対抗心を燃やしている。同学年で小学校時代から知る存在らしいが、西舘は即戦力ルーキー。来季5年目の堀田も元ドラ1だが、こちらはガケっぷちのシーズンになりそうだ。