藤浪晋太郎「救援投手」の目玉に急浮上! 荒れ球の課題あっても16奪三振にFA市場が熱視線
FA、移籍市場が活発化する中、日本人リリーバーの動向が注目され始めた。
大リーグ公式サイトは日本時間18日、クローザー候補のFA投手に関する特集記事を掲載。オリオールズからFAになっている藤浪晋太郎(29)が救援部門の3位にランクされた。
阪神からアスレチックスにポスティング移籍した今季の藤浪は先発失格の烙印を押され、中継ぎ降格。6月以降は安定した投球を披露し7月には熾烈な地区優勝争いを繰り広げていたオリオールズに移籍した。オ軍では時折、制球を乱すこともあったが30試合で2勝0敗、防御率4.85とまずまずの成績でチームの9年ぶりの地区優勝に貢献した。
記事によると、制球面に課題は残すものの、今季の藤浪は連日のように球速は166キロをマーク。160キロ以上のストレートで奪った16個の三振はメジャー6番目の多さだという。
敏腕で知られる藤浪の代理人を務めるスコット・ボラス氏は、日本人リリーバーの市場価値をどこまで高められるか。