大谷翔平にフラれたアシックス 東京・豊洲“世界屈指”のトレーニングジム閉鎖のなぜ
ドジャース大谷翔平(29)の居場所がひとつ、間もなく消失する。
これまで浮いたウワサのひとつもない大谷はシーズン中、自宅や遠征先のホテルと球場の往復程度で、外出はほとんどしない。オフに帰国した際も同様で、拠点にしている都内のタワーマンションとジムを行き来するくらい。大半の時間をトレーニングに費やしてきた。
かつて帰国時に通っていたジムは東京・豊洲にある「アシックススポーツコンプレックス東京ベイ」。月額8万4700円の最上位会員を筆頭に多くのトップアスリートを顧客にもち、その中には同じメジャーリーガーのカブス・鈴木誠也(29)も名を連ねる。
最先端のトレーニング器具はもちろん、全面ガラス張りで開放感はバツグン。施設内は曜日や各部屋によって酸素濃度を管理するなど世界屈指のトレーニング環境といえる。
■大谷にとっては日本の“虎の穴”
ところが、大谷にとって、日本の虎の穴とも言うべき施設の閉鎖が突然決まったことが波紋を呼んでいる。アシックススポーツコンプレックスは10月に、「【重要】ASICS Sports Complex 営業終了のお知らせ」というタイトルでプレスリリースを発信。「諸般の事情により」、2024年3月15日をもって閉業することを発表したのだ。