大谷翔平が“配置転換”発言も…「次に靱帯痛めても守備には就ける」肘の専門医が逆に太鼓判
ドジャース・大谷翔平(29)の「配置転換」発言が米国でも波紋を呼んでいる。
24日放送のNHKスペシャルで大谷が「恐らくもう一度同じ症状(手術)になったら、配置転換。他のどこのポジションか分からないが、そういうふうになる」と発言。これに、複数の米メディアが「大谷はインタビューで投手としての将来への不安を口にした」などと反応した。
今年9月に2度目の靱帯修復手術を受けた大谷の投手復帰が見込まれるのは、31歳になる2025年。仮に3度目のメスを入れることになれば、30歳を過ぎて手術を受けることになる。フィジカルの衰える可能性や繰り返しの手術による手術部位の侵襲(皮膚を破ったり、何らかの医療機器を体内に挿入したりすること)もあり、復帰できたとしても本来のパフォーマンスを発揮できる保証はない。
大谷は番組内で「思い切りパフォーマンスを出せる感覚がないとうまくもなれないし、自分が納得しない。ごまかしながら投げていたとしても面白くない」と話していたが、次に靱帯を痛めた時が投手としての限界と位置付けているのは間違いない。