巨人ドラ1西舘勇陽いきなりリリーフ起用示唆の仰天 手負いの守護神・大勢の代役候補に急浮上
巨人の阿部慎之助新監督(44)が引っ張りだこだ。新聞社の新春インタビューや対談に出ずっぱり。あちこちで構想を語り、その中で「キーマン」と名指ししているのが、守護神の大勢(24)である。
大勢は2年目の昨季後半、右上肢のコンディション不良で離脱。27試合の登板で14セーブ、防御率4.50にとどまった。
ルーキーイヤーに新人最多タイの37セーブを挙げた絶対的クローザーの不振、不在とリンクして、チームの救援防御率3.81はリーグワースト。そのため、巨人は今オフに高橋礼、泉圭輔(ともにソフトバンク)、近藤大亮(オリックス)、馬場皐輔(阪神)、ケラー(前阪神)と片っ端からリリーフ投手を補強している。
■救世主として急浮上
さる球界関係者がこう言った。
「右上肢のコンディション不良とされてきましたが、痛めたのは肩ではなく右肘と聞く。昨季は完治しないまま一軍復帰したことで、状態が上がらないままシーズンを終えた。投球ができるまでには戻ってきたものの、再発や状態次第では手術が必要になる可能性もあるようだ。阿部監督はだから大勢を『一番心配』とも言っていて、長期離脱の可能性も見越してリリーフ投手をかき集めている。さらに適性のある『代役候補』をドラフトで指名しています」