大関・貴景勝「頚椎負傷」で休場届、8度目カド番確定も…“まだ引退できない”複雑事情
「14年に親方の定年延長制度が認められたので、親方株不足は深刻。定年延長して参与として残る親方も株が必要ですから。貴景勝の場合はまだ株を持っていない。引退後3年間は、しこ名で親方を務められる大関特権があるものの、期限内に株を取得しないと退職しなければいけない。株取得のメドが立つまで、引退はできませんよ」
貴景勝は06年に45歳で急死した元大関・北天佑の次女と結婚。北天佑は引退後に二十山部屋を興しており、その物件は当時のまま残っている。今更、四つ相撲に転向はできないし、腕も短いので突っ張り主体の押し相撲も難しい。首はボロボロでも、今の相撲を続けるしかないのか……。