大谷翔平と山本由伸を待ち受ける熱狂的ヤンキースファンの「フラれた」逆恨み
日本人の目玉選手2人の獲得に失敗した金満球団が負け惜しみである。
ヤンキース・キャッシュマンGMは日本時間19日、本拠地ニューヨークで会見。2年約53億7000万円で契約した先発右腕ストローマンについて「彼は最高の投手であり、(ニューヨークの)大舞台でスポットライトを浴びるのを待ちわびていることだろう」と期待を口にした。今オフは山本由伸(25)を巡ってドジャースとの争奪戦に敗れただけに「大リーグの才能ある選手の中には、ニューヨークでプレーしたくないと考えている人もいる。暑すぎるし、厳しすぎるし、注目が高すぎる(などの理由で)」と名指しこそ避けたが、2人の日本人選手を皮肉ったのは明らかだった。
キャッシュマンGMといえば、2017年オフに日本ハムからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた大谷翔平(29)の獲得に失敗した際にも、同様に捨てゼリフを吐いた。
大谷との面談まで進んだ7球団の中に東地区の球団はひとつもなかった。大谷は中小規模の都市が本拠地の球団を希望していただけに同GMは「我々のプレゼンは完璧だったが、ニューヨークがビッグマーケットであることは変えようがない」と皮肉たっぷりだった。