ドジャース山本由伸が昨季の世界一相手に衝撃デビュー! 初先発でいきなり2回0封3奪三振

公開日: 更新日:

 ドジャース山本由伸(25)が圧巻のオープン戦デビューである。

 日本時間29日、敵地アリゾナ州サプライズのレンジャーズ戦に登板し、2回を1安打無失点、3三振と好投した。

 山本は昨季、球団史上初のワールドチャンピオンに輝いたレンジャーズ打線をねじ伏せた。2021年に大谷翔平(29)らとア・リーグ本塁打王を争った1番セミエン(当時ブルージェイズ)を154キロの直球でバットに空を切らせ、いきなり初奪三振をマーク。カーターに直球を中前にはじき返されたが、続くラングフォードを三ゴロ併殺に仕留めた。

 二回は決め球のスプリットがさえ、22年のシルバースラッガー賞ローらの好打者から2個の三振を奪うなど、3人で仕留めた。

 ド軍キャンプ地での練習を終え駆け付けた大谷が見守る中、ルーキー右腕は落ち着いた投球を披露し、昨季のチャンピオンチームを翻弄。アウトカウントを勘違いし、ベンチで見守る大谷から引き揚げるよう促される初々しさも見せたが、登板が予定されるパドレスとの韓国開幕シリーズ(3月20、21日)に向け、まずは好スタートを切った。(【後編】につづく)

  ◇  ◇  ◇

関連記事【後編を読む】…では、山本の「12年450億円」の大型契約、活躍、コミュ力を支えるメンタリティーの深淵について詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇