司令塔・長谷川唯をよりゴールに近い位置で起用すべき 2年連続五輪出場も、なでしこには明確な課題
長谷川のストロングポイントは「ピッチ中央から左右両サイドのどこからでも決定的なパスを出せる」ことに加えてシュート力もあることだ。
2年前のアジア杯・ミャンマー戦で長谷川は前半、サイドに張ってチャンスメークを任されていた。後半に入ると2列目を自由に動き回るようになり、セカンドストライカーの役回りもこなすようになった。
すると1得点に終わった前半の閉塞感がなくなり、長谷川がボールを持つたびに攻撃が活性化。自身の2ゴールを含めて5-0で快勝した。
なでしこは長谷川中心のチームをつくり、パリに乗り込んでいってもらいたい。