大谷翔平 結婚発表の「とばっちり被害」…日本メディア牽制も、極端な秘密主義に米国ではイチャモン
ドジャース大谷翔平(29)の電撃結婚発表の余波は収まる気配がない。メディアが朝から晩まで引っ切り無しに大谷について報じている状況に、「大谷ハラスメント」という声も挙がっていてーー。(【前編】からつづく)
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「『大谷ハラスメント』なんて言葉があるのは初めて聞きました。時代と言えば時代でしょうけど、大谷にとっては完全にとばっちりです」とは、作家で野球ファンの吉川潮氏。
「大谷は良かれと思って結婚報告したのに、それがアダになるとは、イヤな時代になったものです。本人もこうした声を耳にしたら気分が悪いでしょうが、もちろんメディアにも問題がある。スポーツ記者が芸能リポーターのような質問をするのは滑稽ですし、テレビが大谷の結婚をトップニュースで扱ったり、時間を長く割いて報じるのも異常です。これを一番喜んでいるのは自民党の議員たちではないか」
大谷の結婚発表を巡っては、米国内でも奇異な目にさらされている。
スポーツイラストレーテッド誌は先日、「大谷翔平は極端な秘密主義、プライバシー重視の人物」「大谷はどこに住んでいるのか、去年どの肘の手術を受けたかもコメントしない」などと、皮肉を込めて報じた。現地特派員が言う。