カブス今永昇太が無四球9K、OP戦初の無失点好投 鈴木誠也が適時二塁打で援護
カブス・今永昇太(30)が日本時間15日、アリゾナ州メサでのアスレチックスとのオープン戦に登板。4回3分の1を3安打無失点無四球9奪三振と好投した。
アスレチックス打線を相手に高めの直球主体の投球で真っ向勝負を挑んだ今永。初回に2者連続三振を奪うと、その後も相手のバットに空を切らせ、三振の山を築いた。五回、先頭打者から9個目の三振を空振りで奪い、次打者に中前打を許したところで降板。渡米後最長イニングを無失点で投げ切ったルーキー左腕はスタンドから拍手を浴びながらベンチへ下がった。
今永はオープン戦3試合9回3分の2に登板し、10安打5失点2四球、19奪三振。この日の好投で8点台だった防御率は4.66と改善した。
「2番・DH」でスタメンに名を連ねた鈴木誠也(29)は3打数2安打1打点。第1打席で適時二塁打を放って、今永を援護した。ここまでオープン戦は22打数8安打の打率.364、1本塁打、3打点。カブスの日本勢が開幕に向けて調子を上げてきた。