西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

公開日: 更新日:

 昨季15本塁打をマークしたマキノンは残留交渉に失敗。韓国サムスンに奪われてしまった。日本人はおろか、助っ人すら引き留められない始末だ。

「そりゃ、ソフトバンクオリックスと比べたら、資金力が劣るのは致し方ない。でも、スカウティングにも問題があるといわざるを得ません。投手はともかく、問題は野手です。松井監督はじめ首脳陣の『育成ベタ』に加えて、素材にも問題があるからではないか。だから、いつまで経っても栗山や中村の40歳コンビに頼りがちになる」(前出のOB)

 いくら投手が良くても、西武が浮上するのはカンタンではなさそうだ。

  ◇  ◇  ◇

関連記事【前編を読む】…では、若手野手がまったく育っていない惨状について、詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇