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羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

ひっそり行われている関東大学リーグ戦には楽しみな「原石」がゴロゴロしている

公開日: 更新日:

 正月の風物詩として人気の箱根大学駅伝は、関東学生陸上競技連盟の最大イベントですが、関東学生ゴルフ連盟主催の競技会が脚光を浴びることはほとんどありません。

 5月5日から2日間、今年度の関東大学春季Aブロック対抗戦(春のリーグ戦=茨城・サザンヤードCC)が行われ、私が指導する専大は4位でした。

 今の大学生は飛距離ではプロに負けませんし、天候さえ良ければ「65」「66」という爆発的スコアも出します。

 近年、国内の男子ツアーで活躍している選手の多くは、この関東リーグ戦を経験しています。今年の開幕戦に勝った金谷拓実(25=東北福祉大)、次戦の欧州・日本どっちが勝つかトーナメントを制した桂川有人(25=日大)、先週の中日クラウンズでプロ初優勝を遂げた米沢蓮(24=東北福祉大)、米ツアーのバイロン・ネルソン9位の蝉川泰果(23=東北福祉大)、今年欧州ツアーで優勝した星野陸也(27=日大中退)や中島啓太(23=日体大)もそうです。彼らがその背中を追いかける松山英樹(32=東北福祉大)が出ていたときも私は見ています。

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