「途中入団助っ人野手成功率0%」…巨人の救世主ヘルナンデスに不吉すぎるジンクス
貧打巨人の救世主がデビューした。
今月10日に獲得したエリエ・ヘルナンデス(29=前レンジャーズ傘下3A)が28日、出場選手登録され、交流戦開幕となったソフトバンク戦に「7番・右翼」で即スタメン出場。三回の第1打席でカウント2-2から有原の144キロの高めのカットボールを左前へ。2打席目はフォークを空振り三振、3打席目はカーブを見逃し三振。デビュー戦は3打数1安打だった。
【写真】この記事の関連写真を見る(19枚)
「日本の投手の良さを知ってほしいので、どんどん打席に立たせたい」とは阿部監督。得点力不足にあえぐ打線のキーマンと期待されるが、この日のテレビ中継で解説を務めた史上2人目の両リーグ首位打者の内川聖一氏は「大きな動きをしないでコンパクトにトップをつくれる」と評価。ただ、同じく解説を務めた原辰徳前監督は「昨今は日本の投手のレベルが上がり、メジャー経験者でも結果が出せない。外国人打者には難しい時代になっている」とシビアだった。