西武はコーチ陣こそ休養が必要だ…貧打の根本原因は“激アマ”松井稼頭央監督だけじゃない

公開日: 更新日:

 が、笛吹けど踊らずなのがコーチ陣だ。嶋打撃コーチはそんな指揮官の苦言に「監督のその思いに僕らコーチ陣がまだついていけていない」と冷や汗をかき、「いい形はつくれてきている。後は序盤から全力でいけるかどうか」と言葉を絞り出した。西武OBが言う。

「休養した松井前監督はとにかく選手に甘かったが、貧打に関しては平石ヘッド兼打撃戦略コーチや、嶋、高山の両打撃コーチの責任も大。野手の迫力を差し引いても、選手任せで、ただバットをブン回す……というシーンが少なくない。1点を取るための策を編み出せないのはコーチの能力の問題でもある」

 この日は延長十回サヨナラ負け。ヤクルト先発の吉村に六回まで無安打無得点に抑えられ、3点中2点はソロ弾。仕掛けが遅く、個々の選手任せは変わっていない。

 テコ入れは急務だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメンテーター「早口すぎて何を言っているのか聞き取れない」ワースト5はこの人たちだ

  2. 2

    巨人が決められないバント、出ない適時打の八方ふさがり

  3. 3

    魔性の女に翻弄された真田広之と手塚理美の離婚

  4. 4

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7

    悠仁さまは東大志望でも…一般受験生が選ぶなら"定評ある"トンボ研究の大学は?

  3. 8

    高市早苗氏の猛追に旧統一教会が見え隠れ…熱心な信者がXで「サナエ一択」を大拡散

  4. 9

    葉月里緒奈47歳“魔性の女”の現在地 セレブ生活の投稿が性に合っている?

  5. 10

    小泉進次郎氏のトンチンカンが止まらない!「大学に行くのがすべてではない」「改憲はファストパス」まで飛び出す始末