西武はコーチ陣こそ休養が必要だ…貧打の根本原因は“激アマ”松井稼頭央監督だけじゃない
巻き返しを図る西武にとって痛恨の一撃だ。
4日、ドラ1新人の武内夏暉(22)が感染症特例で登録抹消。1年目ながら4勝負けなし、防御率1.27とエース級の働きをしていた。7日からの阪神3連戦で登板予定だったが、まさに泣きっ面にハチである。
ただでさえ西武は打線が低空飛行。チーム打率は12球団ワーストの.210だ。武内も何度も見殺しにされながら、それでも安定した投球を続けていた。しかし、援護という希望がなく、力尽きる投手もいる。
2日の巨人戦はまさにそれだった。先発のボー・タカハシは四回まで2安打無失点に抑えていたものの、五回に集中打を浴び、降板。試合後、渡辺監督代行は「点を取れない中、ピンチを招いて汲々としてしまった」と話し、続けて打線をチクリとやった。
「今のウチ(の打線)は仕掛けが遅いというか、序盤で攻められない。何とか初回からマックスに持って行きたい。攻撃的というか、積極的に。しっかり狙い球を絞る。ミーティングでも好球必打と話してるんだけどね」