著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

南アW杯から戻ると空き巣被害にかつてない恐怖、余韻は吹き飛んだ…キッチンにはパスタを茹でた痕跡が

公開日: 更新日:

 違和感を覚えつつ室内に入り、キッチンに行くとパスタをゆでた形跡がある。かつてないほどの恐怖を覚え、家中を隅々まで確認するとダイソンの掃除機とコート類が何点か消えていた。

「長期間、家を離れるときはお金や貴金属などは持っていくので取られることはなかったけど、1着10万円くらいのコートがいくつかなくなっていたのは痛かったですね。すぐ警察を呼ぶと、隣の女性がやってきて『私のところは警報音が鳴って気付くと車を盗まれていた』と言っていた。不幸中の幸いだったんだなと痛感しましたね」

 W杯16強入りの余韻が瞬く間に吹っ飛び、そこにグルノーブルの経営破綻が追い打ちをかけた。

 オイルマネーで資金力のある中東の企業からクラブを買い取るという話があり、「南アW杯でブレークした僕がいないと困る、とクラブが考えるようになり、混乱に巻き込まれた形になりました」と苦渋の表情を浮かべながら振り返る。

 当時、松井の元にはポルトガルの名門スポルティング・リスボンからオファーが届いていた。

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