堀琴音もメリットに言及 なぜシニアのイメージが強い「長尺パター」 を若手プロが使いだしたのか
ゴルフギアに詳しいクラブアナリストのマーク金井氏がその理由をこう語る。
「昭和の頃に比べると、国内のグリーンもかなり速くなった。高速グリーンになれば、より繊細なタッチが求められるからパターヘッドの速度が遅くなる。スピードが遅くなれば、ヘッドの動きが安定しない。長尺パターは振り子のようにヘッドを動かせるので、ヘッドが安定して動く。ベテランから普及したのは、パットを外す怖さを知っているため指が動かなくなるからです。昔は『長尺はシニアが使うもの』というイメージが強く、メリットはわかっていても、パターが下手と思われるのが嫌で使わない人も多かった。今の若いプロはいいものであれば積極的に取り入れる。合理的です」
ニギリに負けたくなければ、昭和生まれのおじさんゴルファーもお試しあれ。