新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”
「新庄監督の若手育成や抜擢について、球団は一定の評価をしています。もし2位に入って本拠地のエスコンでCSができれば、続投要請が出るのは間違いないでしょう。2年連続最下位から3位でCS出場でも大躍進。北海道も盛り上がることは確実だし、続投要請があるでしょうね。問題は新庄監督が受けるかどうか。3年一区切りで身を引くんじゃないかとみる向きがあるのです」
某テレビ局関係者が話を引き取る。
「就任当初から『長くやるつもりはない』と公言している。昨オフに契約延長した際にも『勝ち続けるファイターズの土台をつくるのが僕の仕事。あとはファンの皆さんに野球の楽しさを伝えることが僕の使命』と言っていた。新庄野球をチームに浸透させてチームをAクラスに引き上げた上で、スパッと辞めて、タレントに戻る可能性もあるとみています」
新庄監督は6月の交流戦期間中に投手コーチを配置転換した。建山投手コーチがブルペン担当となり、これまでブルペン担当だった武田久投手コーチがベンチに入った。
新庄監督は「(武田コーチに)僕の考えを隣にいさせて理解してもらう。次は加藤君(加藤投手コーチ)に隣にいてもらう。どんどん僕のやりたい野球を伝える」と意図を明かしていた。「総決算」と位置付ける今季のためか。はたまた、新庄野球をコーチ陣に伝え、自身は去るつもりなのか──。