菊池雄星は大谷より先に「世界一」を掴みそう 今季黒星先行も新天地で迎える後半戦に期待大

公開日: 更新日:

 過去5年、メジャーで最も好成績を残しているチームは、大谷翔平(30)のいるドジャースでもなければ、ヤンキースでもない。ア・リーグ西地区のアストロズだ。

 一昨年はワールドシリーズ制覇。あとの4年間は同シリーズ敗退、リーグ優勝決定シリーズ敗退が2回ずつ。最低でもリーグ優勝決定戦まで駒を進めている。11年連続プレーオフ進出中のドジャースは、ここ5年で地区シリーズ敗退が3回あるだけに、プレーオフに限ればアストロズの方が勝率はいい。

 ブルージェイズの菊池雄星(33)がトレードで移籍したのは、そんな強豪球団だ。

 菊池は今季、22試合に先発して4勝9敗、防御率4.75。115回3分の2に投げて130奪三振、30与四球。投球回数を上回る三振を奪い、なおかつ四球は少ない。ア・リーグのスカウトがこう言う。

「今季はブルージェイズの貧打線に足を引っ張られて負けが先行しているものの、投球内容自体は悪くない。アストロズは春先から故障者が続出して先発は壊滅状態です。だからこそ菊池を獲得したのですが、バーランダー(41)やガルシア(27)に復帰のメドが立ってきた。菊池はおそらく先発5番手で起用されるでしょう。ここは打線が活発で援護が期待できるし、菊池はポストシーズンに向けた貴重な戦力になると思いますね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い