なでしこ史上初「外国人監督誕生」に現実味…池田太監督の退任の裏にJFA会長の強い意向
2度目のW杯制覇をマニフェストに
「日テレベレーザ、INAC神戸を率いて何度も優勝経験のある前YS横浜監督・星川敬氏(48)の手腕に期待する声もあったが、18日にJ3盛岡の監督に就任したばかり。なでしこジャパンで采配をふるうチャンスは消えた」と話す前出関係者が、「今回の池田監督退任には、JFAのトップである宮本恒靖会長(47)の『女子サッカーを盛り上げたい』という意向が強く働いている」とこう続ける。
「もともとJFAでの女子サッカーの予算は限られており、男子代表のように外国人監督を招へいするようなプランも出てこず、年代別の監督を昇格させるというパターンが続いた。しかし、宮本会長はJFA会長に就任するにあたり、男子のW杯初ベスト8とともに<なでしこの2度目の世界制覇><2031年女子W杯日本開催>をマニフェストに掲げた手前、女子サッカーにヒト・モノ・カネを注力しなければならない。そこでパリ五輪終了後、池田監督の進退をどうするか、の議論になった際、佐々木女子委員長に<W杯や五輪の決勝トーナメントを勝ち抜ける監督><外国人指導者を含めて広く探しなさい><女子サッカー指導経験がなくても構わない>という指示を出したと聞いています」
なでしこジャパンは10月26日、JFAの主要スポンサー企業のひとつである「みずほファイナンシャルグループ」の冠試合を国立競技場で開催する(対戦相手未定)。
宮本JFA会長は「間に合わなくてもいい。じっくりと適任者を探してほしい」という要望を出したという。
アッと驚く後任監督の名前が飛び出す可能性も出てきた。
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メダルなしに終わったなでしこだが、初代監督の鈴木良平氏は「決して悲観することはない。光明を見た」と話している。いったいどういうことか。どこに今後を期待できる要素があるのか。
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